Camber 社

模擬レーダー画像構築用開発ツール
グランドマッピングから気象レーダー、SAR、ISAR対応


Radar Toolkit(レーダー・ツールキット)


Radar Toolkitは、シンプルなグランド・マッピング・デジタル・レーダー・ランドマス・シミュレーションを構築する為に要求されるソフトウェア・コンポーネントを提供します。

Basic Radar Toolkit

Radar Toolkitは、SGI IRIX、Windows、又はLinuxベースのPCワークステーションをサポートし、シングル又はマルチプロセッサ・プラットフォームで起動します。 統合されたシミュレーション・システムの標準構成は、デュアルCPUと256Mbのメモリーです。 必要とするCPUの数は、スキャン・レート、スペア要求、アクティブなターゲット・モデル数、及びオカルト・ポイント要求により異なります。Radar Toolkitは世界中で使用されており、武器システム訓練装置やクラスルーム・デスクトップからアビオニック設計やエンジニアリング計画まで様々なレーダー・シミュレーション・アプリケーションをサポートしております。

Basic Radar Toolkitは、シンプルなグランド・マッピング・デジタル・レーダー・ランドマス・シミュレーションを構築する為に要求されるソフトウェア・コンポーネントを提供します。 Landmassモデルには、地形標高、地物標高、地物タイプ及びマテリアル・コーディングが含まれます。 これにより、模擬レーダー及び環境のあらゆるジオメトリへの現実感のあるレーダーLandmassリターン影を持つ高忠実度なレーダー模擬を可能にします。

Basic Radar Toolkitには以下の機能が含まれます。
・ Real Beam Ground Map (RBGM) or Ground Map (GM)
・ Weather Avoidance Mode
・ Doppler Beam Sharpening (DBS)
・ Air-To-Ground Ranging (AGR)
・ Beacon Mode (BCN)

また、Basic Radar ToolkitにはHeight Above Terrain (HAT)、Collision Detection (CD)やLine of Sight (LOS)の現実感のあるシミュレーションの為の付属処理機能が含まれます。 友軍・敵識別(IFF:Identification Friend or Foe)も簡単にこの基本モデルに追加できます。

Camber社のレーダー・シミュレーションは、複雑な現実世界の無線放射及び模擬環境の相互のエネルギー単位モデルを行います。 このソフトェアは、模擬する物理的コンポーネントをベースにオブジェクト指向設計になっております。 このコンポーネント・ベース設計は使い易さに優れいるので、レーダー・システムを熟知しているユーザーは素早く複雑なレーダー・システムや、地上、気象、航空機、船舶、車両のレーダーリターンを含むモードをプロトタイプすることが出来ます。 また、異なるソースからのレーダリターンは、適切で現実的に相互作用します。 例えば、ルック・ダウン・シナリオでは、地上からのリターンはターゲット・リターンを追跡する為の能力を軽減又は削除します。

模擬レーダー効果
レーダー・モデルでは、以下の特徴及び効果模擬が含まれます。
・Ownship altitude and attitude effects
・Range and atmospheric attenuation
・Antenna beam pattern・Refraction and earth curvature effects
・Terrain/feature/target masking・Aspect effects (terrain, features, targets)
・Receiver sensitivity・Surface material effects (reflectivity, directivity)
・Weather and chaff effects・Radar shadowing
・Far shore brightening
・Sea state
・Sidelobe effects
・Glitter (glint)
・Occulting effects


Camber社

全てのレーダー・パラメターは、Radar Toolkitで考慮されます。 これらのパラメーターには、周波数、送信パワー、アッテネータ・ゲインとビーム幅、スキャン・レート、パルス幅、パルス反復周波数(PRF)が含まれます。 以下のレーダー効果が模擬されます。
・Antenna (scan rate, beam patterns, gimbal limits and turnaround) ・Radar resolution ・Range scales
・Pulse length effects ・Receiver noise ・Scan conversion effects ・Geometric distortion ・Frequency band
・Transmitter power ・Sensitivity time control (STC) ・Receiver gain, including AGC ・Jamming ・Stabilization
・Sample and hold ・Receiver detection